スマートフォンは、インターネットに接続することができる無線通信機能を有している。このことから、スマートフォン向けのアプリでは、通信機能を活かしたものが多い傾向にある。
androidアプリの開発においても、特徴としてネットワーク機能をどのように活かすかが焦点となる。通信技術に関するプログラミング技術の修得の重要性は高い。またスマートフォンは移動中に持ち出すことが多いため、必ずしも安定した通信環境にあるとは限らない。このようなスマートフォンならではの特徴から、悪い電波状態での低速度の通信環境を想定して、ソフトウェア開発を行う必要がある。
通信環境の整備が進み、ネットワークを通じて出来る通信データ量が増えつつある。そのため、データの通信速度の制限は小さくなっている傾向にある。しかし一方で、できる事が増えた分だけ、より高度な通信機能をスマートフォンユーザーからは求められるようになってきた。
android向けソフトウェアの開発現場では、スマートフォンでの通信環境に適した通信機能を開発できるような人材が重視されていく特徴にある。そのため、アプリ開発の仕事を目標とするのであれば、スマートフォンを利用しての通信プログラムを独学で勉強し、基本的な通信技術を身につけておくことが役に立つ。
スマートフォンの通信プログラムの開発で能力を培えば、さらに他の分野へと移った場合に鍛えてきたスキルを活かすことができる。